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『今夜も終電ごはん』発売 | 2017.01.16

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今夜も終電ごはん』(幻冬舎)が刊行。前著『終電ごはん』から4年越しの続編で、ライター・梅津有希子さんとの共著レシピ本です。

 

1章 たまごかけごはんならば。

2章 続・おとうふは免罪符

3章 肉が食べたい!

4章 中華麺の可能性

5章 フライパンで野菜を食らう

6章 だしさえあれば。

 

目次だけでもワクワクする楽しげなラインナップ。ここには「終電ごはん」を発案、実践されている梅津さんの熱い想いが詰まっています。

【毎晩のように、終電もしくはタクシーで帰宅する編集者の夫と暮らしているのだが、そんな時間だと、外食といっても牛丼やラーメン、コンビニくらいしか選択肢がない。たまにならいいけれど、夜な夜な続くとさすがにキツいし、体にもよくはないだろう。(中略)「作らなきゃいけないから作る」という感じで、レパートリーもかなりとぼしいものだった。でも、夜中まで働く夫に鍋焼きうどんやスープを出すと喜んで食べていたので、たまには作ってあげたい。でも、バリエーションが思いつかない。】

梅津さんのブログより引用)

 

以下、レシピ制作裏話をちょこっと

 

 

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個人的には、1章「たまごかけごはんならば。」のレシピ出しがとても楽しかったです。卵とお米から広がるワールドを、10種類のどんぶりに展開しました。栄養は限られてしまうし、料理というほどでないものもあるけれど、卵かけごはんには果てしない夢があります。

 

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手軽に作れてまるっとヘルシーな豆腐料理は、前回に引き続き、終電ごはんのたのもしい味方。「ねぎ塩やっこ」や「梅きゅう納豆やっこ」などの具だくさん冷奴に加え、今回は温かい豆腐料理や、納豆を使った簡単おかずもご提案しました。スタイリストさんに何も伝えていないのに、撮影料理にビールグラスを添えられる確率が高いのは、すっかり夜は晩酌派とばれているからだろうか。

 

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袋入り中華麺でチャチャッと作れる時短ナポリタンは、どことなく懐かしいもっちりした食感。きれいなオレンジ色にしあげるのにも、ちょっとしたコツがあります。中華麺はふだんあまりあれこれ料理しない食材なので、この章もレシピを考えるのが楽しかった!

 

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前作のテーマカラーは黒でキリッとした印象でしたが、今回はやわらかなレモンイエローです。デザイナーさんのゆるいフォントもお気に入り。

 

『今夜も終電ごはん』(幻冬舎)、全国書店さんにて発売中です。前作と並べて販売してくださっているところもあるので、ともどもどうぞよろしくお願いいたします。