いつも料理教室へお越しいただき、レッスンのご受講をありがとうございます。
昨今の光熱費高騰により、冷暖房を頻繁に利用する時期におきましては、従来どおり教室環境を維持することが困難となってまいりました。つきましては、2023年夏季のレッスン料金を以下のように変更させていただくことと決めました。
生徒の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解を何卒お願いいたします。
改定前のレッスン料金(2023年6月まで) 5800円
改定後のレッスン料金(2023年7月~9月) 6000円
※プライベートレッスンは別料金設定となります
なお、2023年冬季以降のレッスン料金についても月限定で変更する可能性がございますので、そのつどこちらにてご案内をいたします。
今後も皆様が快適に過ごしていただける教室作りを努めてまいりますので、変わらぬご愛顧のほどをどうかお願い申し上げます。
料理教室Nam Bo 高谷亜由
新型コロナウィルスの影響を受け、当教室では下記のようにレッスン方針を一時的に変更しています。ご予約時には必ず内容を確認していただき、承諾されたうえでの参加をお願い申し上げます。
なお、こちらのご案内は状況を見ながら随時更新しています。
★現在のレッスン定員は5~6名です。レッスン内容により、オペレーションの都合で5名となる場合がございます。
ご参加者へのお願い
★調理実習中はマスクの着用をお願いします。飛沫防止の観点から不織布マスクの着用を推奨、口だけでなく鼻までしっかりと覆ってください。
それ以外でのマスク着用はご自身の判断にお任せいたしますが、咳やくしゃみの症状がある方は必ず着用してください。また、マスクを外した状態で大声で会話することもお控えください。
★教室への入室時には、以下の流れでアルコール消毒と手洗いを徹底します。
1. ウィルス付着を防ぐため、玄関の扉へ触れる前に必ず手指の消毒をしてください。
2. 教室へ入られましたら、着席する前にハンドソープでの手洗い、再度のアルコール消毒をお願いします。
3. 手洗いと消毒は調理実習中も随時行ってください。スマートフォンを触られましたらその後に手指の消毒をお願いします。
※共用のハンドタオルは設置していませんので、タオル等はお忘れなくご持参ください。
★レッスン中は窓や大型換気扇、空気清浄機で定期的に換気を行っています。冷暖房は外気にあわせて動かしますが、各自で防寒や熱中症防止の準備をお願いします。
★テーブルには大型のアクリル板を設置しています。
★ご試食は大皿や鍋からのシェアはせず、各自の食器に盛り分けて食べるスタイルを実施しています。
★発熱やせきの症状など、ご本人やご家族の体調が優れない場合にはレッスンへの参加をご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
★現在、キャンセル料金と発生するタイミングは以下のとおりです。
レッスンの7日前以降 1700円(レシピなし)
レッスンの5日前以降 3000円(レシピなし)
レッスンの前日・当日 5800円(レシピ郵送)
※レッスン日は0日目と計算
ご参加の皆さま全員が安心して受講していただけますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
料理教室Nam Bo主宰・高谷がベトナムで出会った思い出の味や、こんなベトナム料理を食べてみて!と現地へ行ったらぜひおすすめしたいメニューなど、レッスンでは伝えきれていない、まだまだ奥深いベトナム料理の世界へ誘う会を開きます。前回2022年5月につづき、第2回目の開催です。
今回のテーマはテト(旧正月)料理。2023年のテトは1月22日、この頃にベトナム北部地方の旧正月料理を囲みましょう。ポピュラーな料理をはじめ、11月に滞在したハノイで現地の友人から教わった料理も私なりのアレンジでお作りします。
簡単な調理作業や盛りつけには参加いただくことを了承の上、料理教室が初めての方も気軽にご参加ください。レッスンより少しリラックスモードで、体験重視の楽しい会にできればと思います。
※下記写真はイメージです(現地滞在時撮影)
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旅するベトナム料理の会vol.2 「テト料理の会&ベトナムおみやげ市」
●日時
A 1月22日(日)11:00~14:00頃 満席
B 1月23日(月)11:00~14:00頃 満席
C 1月24日(火)11:00~14:00頃 満席
●メニュー
ベトナムちまき/Bánh Chưng
豚の煮こごり/Thịt Đông
牛すね肉と野菜の和えもの/Nộm Bắp Bò
揚げ春巻き/Nem Rán
渦巻き湯葉と彩り野菜のスープ/Canh Tàu Hủ Ky Cuốn
ベトナム風ピクルス/Dưa Góp
お茶菓子付き
※食材の仕入れ状況により、予告なく一部変更する場合がございます。
●定員
各回6名、1予約につき2名様まで
●参加料金
6500円(税込)
●場所
料理教室Nam Bo
●持ちもの
エプロン、ハンドタオル、必要であればノートや筆記用具
※簡単な調理、盛り付けの作業は参加者にお手伝いしていただく場合があります。
※印刷レシピのお渡しはございませんが、料理に関する質問はご遠慮なくどうぞ。
※温かいお茶はフリー、そのほかベトナムビールなどを準備予定です(別途料金)。お好きな飲みものがあれば自由に持ち込んでくださってOKです。
※食事中以外のマスク着用、手洗いとアルコール消毒の徹底など、通常のレッスン時と同じコロナ感染防止対策にご協力をお願い申し上げます。
※「みんなでベトナム料理の食卓を囲む」が趣旨のイベントです。テイクアウトのご要望は受付いたしかねます。
※イベント当日には、ベトナム滞在で仕入れた雑貨を販売する「ベトナムおみやげ市」を併設します。おまけのイベントですので、数や種類には限りがございますことをあらかじめご了承ください。
※エコバックや梱包資材(必要であれば)等はご持参いただければ助かります。教室では簡易包装でのご対応となります。
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~お申し込み方法~
●受付期間
12月18日(日)20:00~
●お申し込み先メールアドレス
at-takaya@sage.ocn.ne.jp
下記の必要事項を記載してメールでお申し込みください。SNSやLINEのメッセージ等からは受付していませんのでご注意ください。
また、ご記入漏れがあるとスムーズに受付できない場合がございます。
メール件名「1月イベント予約」
・A~Cいずれかの希望日
・参加人数(1予約につき2名様まで)
・参加者全員の氏名
・当日にも連絡がつく代表者の電話番号
・返信先メールアドレス(パソコンからのメールを受信できるアドレス)
※3名様以上でのお申し込みには2アドレス以上を使ってお申し込みください。先着順に受付しますため、3名様以上の場合、メール受信の時間差によって全員参加が叶わない可能性も生まれますことをご容赦ください。
※教室からの返信メールがお手元へ届いた時点でお申し込み完了です。2日以上過ぎてもメールが届かない場合は送受信エラーが考えられますので、お手数ですが再度ご連絡をください。ご希望日時が定員となっている場合にも必ずご返信いたします。
※キャンセル待ちにつきましては、キャンセルをご遠慮いただくようアナウンスしていますため可能性は低いのですが、ご希望の際には承りますのでお知らせください。
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~キャンセルにつきまして~
※少人数開催となるため、お申し込み受付後のキャンセルは原則的にご遠慮ください。予定が確定してからのお申し込みにご協力をお願い申し上げます。
※やむを得ないご事情で参加が難しくなった場合には、規定のキャンセル料金を頂戴します。
前回開催時にお申し込み完了後のキャンセルが複数ありましたため、キャンセル料金を改定しております。大変恐縮ですが何卒ご理解くださいませ。
・お申し込み完了メール送信後~8日前までのキャンセル……参加料金の50%
・7日前以降のキャンセル……参加料金の100%
(当日は0日と計算)
ベトナムへ渡航できない日々が続いてしばらく。現地で浸っていたあの空気を感じるべく、ほんのひとときでも教室で何かできないかなぁと考えていました。
そこで、私が旅先で出会った思い出の味や、こんなベトナム料理を食べてみて!と現地へ行ったらぜひおすすめしたいメニューなど、レッスンでは伝えきれていない、まだまだ奥深いベトナム料理の世界へ誘う会を開きます。
いつか訪れる日のために、ベトナム愛を一緒に育んでおきませんか?
簡単な調理作業が含まれるため、どちらかというと生徒様向けのイベントですが、教室が初めての方も気軽にご参加ください。レッスンより少しリラックスモードで、体験重視の楽しい会にしたいと思います。
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旅するベトナム料理の会 第1回「鉄板ビーフステーキとバインミー」
思い出の味は、中部地方ダナンで食べた青空食堂のビーフステーキ。
ベトナムでは朝からステーキを食べます。熱々の鉄板皿にステーキ、シウマイ、パテ、目玉焼きやフライドポテトまでのっけた豪華な朝ごはんです。旨味たっぷりのおいしい肉汁を、ちぎったバインミー(フランスパン)ですくいとって頬張ります。
●日時
A 5月4日(水・祝)11:00~13:30頃 満席 ※キャンセル待ち受付
B 5月4日(水・祝)16:00~18:30頃 空きが出ました→ 残席1
C 5月6日(金)11:00~13:30頃 満席 ※キャンセル待ち受付
●メニュー
ビーフステーキ/Bò Né
シウマイ(ベトナム風ミートボール)/ Xíu Mại
レバーのパテ/Pate Gan
目玉焼き/Trứng Ốp La
フライドポテト/Khoai Tây Chiên
サラダ/Xà Lách
フランスパン/Bánh Mì
デザート付き
●定員
各回6名、1予約につき2名様まで
●参加料金
3500円(税込)
●場所
料理教室Nam Bo
●持ちもの
エプロン、ハンドタオル、必要であればノートや筆記用具
※簡単な調理、盛り付けの作業は参加者全員で行います。
※印刷レシピのお渡しはございませんが、料理に関する質問はご遠慮なくどうぞ。
※セルフサービスの冷たいお茶はフリー、そのほかベトナムビールなどを準備予定です(別途料金)。お好きな飲みものがあれば自由に持ち込んでくださってOKです。
※食事中以外のマスク着用(不織布マスク推奨)、手洗いとアルコール消毒の徹底など、通常のレッスン時と同じコロナ感染防止対策にご協力をお願い申し上げます。
※「みんなでベトナム料理の食卓を囲む」が趣旨のイベントです。テイクアウトには対応致しかねますのでご了承ください。
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~お申し込み方法~
●受付期間
3月27日(日)20時~
●お申し込み先メールアドレス
at-takaya@sage.ocn.ne.jp
下記の必要事項を記載してメールでお申し込みください。SNSやLINEのメッセージ等からは受付していませんのでご注意ください。
また、ご記入漏れがあるとスムーズに受付できない場合がございます。
メール件名「5月イベント予約」
・A~Cいずれかの希望日・時間帯
・参加人数(1予約につき2名様まで)
・参加者全員の氏名
・当日にも連絡がつく代表者の電話番号
・返信先メールアドレス(パソコンからのメールを受信できるアドレス)
※教室からの返信メールがお手元へ届いた時点でお申し込み完了です。
※2日以上過ぎてもメールが届かない場合は送受信エラーが考えられますので、お手数ですが再度ご連絡をください。ご希望日時が定員となっている場合にも必ずご返信は致します。
※少人数での開催となるため、お申し込み受付後のキャンセルは原則的にご遠慮ください。予定が確定してからのお申し込みにご協力をお願い申し上げます。やむを得ないご事情で参加が難しくなった場合には、規定のキャンセル料金を頂戴しますのでご了承ください。
いつも料理教室Nam Boへお越しいただきありがとうございます。
関西エリアにおけるコロナ感染者の増大と、それに伴う緊急事態宣言発令の影響により、5月前半の一部レッスン(8・9・11・13日)のレッスンは開催を自粛することにいたしました。
当教室へは大阪や兵庫からお越しになる方も多く、京都から阪神圏へ通勤されている生徒さまもいらっしゃいますため、生徒さま、及び講師である私自身の感染防止を第一に考え、この判断に至りましたことをどうかご理解いただければ幸いです。
レッスンを楽しみにしてくださっていた皆さま、本当に申し訳ございません。4月最終週のレッスンに関してや振り替えレッスンのお知らせを含め、ご予約者へは個別にメールをお送りしましたのでご確認ください。
14日以降の5月レッスンは開催予定です。
また6月のレッスンも通常どおり、ご予約受付を5月1日(土)20:00~開始します。
ただし、今後の状況によって再び変更や休講の可能性は出てまいりますので、最新の情報をこちらのホームページでご確認いただきますとともに、ご理解のほど何卒お願い申し上げます。
料理教室Nam Bo 高谷亜由
にげる、にがつ。2月のレッスンがあっというまに終わり、3月の始まり。4月のご予約受付もスタートしました。今月もどうぞよろしくお願いします。
写真は2月のタイ料理クラスでご紹介した、揚げピータンとサクサクバジルの炒めもの。ピータンにコーンフラワーをまぶしてサッと揚げ、豚肉やホーリーバジルと一緒に爽やかに辛く炒めます。
ホーリーバジルはタイで「ガパオ」と呼ばれるハーブ。炒めるときはとにかくたっぷり、こんなに!というくらいたっぷり加えると現地らしさが増します。この炒めものを作るときは半分くらいを先に素揚げして、サクサクのガパオチップスにしてしあげにトッピング。ピータンもガパオもそのままで十分に満喫できる素材ですが、揚げることで新しい味の扉が開くような気がします。
Chuc mung nam moi !あけましておめでとうございます。
ベトナムの旧正月はテトといいます。今年は2月12日が元旦です。
1月のレッスンで作ったちまき。テトには欠かせない食べもので、もち米と緑豆、豚肉を葉っぱで包み、コトコトと5時間以上ゆでた保存食です。
北部はクズウコンの葉で包んで四角形に、南部ではバナナの葉で茶筒型に。ゆっくりと火が入ったもち米や豚肉は驚くほどしっとり、風味が親密に閉じ込められた口当たりになります。そのまま食べるのはもちろん、蒸し器でほかほかに蒸し直すとおいしさが変わります。油でカリッと揚げ焼きにするのもオツで、こちらはビールのおつまみにぴったりです。
2021年のレッスンが始まりました。今月の人気のベトナム料理クラスはフエ料理。フエはベトナム中部の町、どんどん発展していく都会よりもスピードを落として歩ける、歴史の深いのんびりした古都です。
フエ風牛肉辛味麺「ブン・ボー・フエ」はローカル代表の麺料理。牛肉と骨付き豚でじっくりとったスープは濃厚ながらも透明感があり、レモングラスの爽やかな香りが鼻腔をくすぐります。昔ながらのブン・ボー・フエは讃岐うどんほどの太さがある米麺で作り、つるんとした喉ごしがとてもおいしい。ベトナムでは珍しく、唐辛子の辛味を効かせて食べるのもユニークです。
長年作っていても味や作り方は少しずつアップデートを続けていて、この奥深い郷土料理はここ1~2年でやっとレシピが手慣れてきました。
こちらは米粉とタピオカ粉で作る蒸し餅「バイン・べオ」です。えびフレークとクルトン(現地ではカリカリに揚げた豚皮)、ねぎ油をトッピング。フエにはこういう餅料理がたくさんあって、レストランの前菜としてや小腹が空いたときのおやつとして、何種類もをいっぺんに食べます。
フエには昔からずっと通っている餅料理屋さんがあって、私はそこのバイン・べオのたれが大好き。えびのだしが効いていて甘辛さが絶妙。レッスンでもその味をお手本に作っています。
丑年ということで、今年の年賀状は牛肉フォー。ベトナム繋がりの友人も同じような年賀状を作っていて、なんだかフフフとうれしくなりました。この年賀状を出したからか、私は今、無性にいつも食べているハノイの牛肉フォーが食べたい。だいたい半年ごとに現地へ行っているので、あの店のあれが食べたいなぁと渇望するのはひさしぶりかもしれません。
ベトナムやタイを旅するようになってから、昨年は初めての「行かない」年となりました。私が教室でお教えするレシピは、現地で感じた味の記憶(旅先で書き綴った料理の第一印象)に頼ることが多いので、その作業ができないという意味では本当に切なく物足りない時間が流れました。でも、細々ながら教室で生徒さんたちと料理を作り、ああだこうだと旅の話を交えるだけでも、そこにはずいぶんと向こうからの風が吹き、ストレスフリーな時間を同時に過ごせていたと思います。
こちらのブログはすっかり放置していたままでしたので申し訳ございません。
現地へ足を運ぶ楽しみはまだしばらくおあずけとなりそうですが、足元を穏やかにととのえて、今できることを大切にしたいと願う新年。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
教室をお休みにしてひと月半が経ちました。こんなに長くレッスンをしていないのは初めてで、毎日ひとりで黙々とキッチンに立っていると、生徒さんとの他愛ないやり取りをふと思い出す瞬間があります。この作業は面倒だけどみんなでやるのを楽しんでもらえるなぁとか、ここで現地ネタを話したいなぁとか。場所になじんだ時間や空気というのは不思議なもので、それらは自分が思っているよりもずっと濃いのでした。
今後に悪いほうへの大きな変化がなければ、6月は様子を見ながら少しずつレッスンを再開したいと考えています。今までのように大人数で賑やかにとはまだできないので、いつもよりゆったりした人数で、ご試食時の食卓フォーメーションや長時間にわたらない実習形式をイメージ中。また、換気のために今夏は冷房の効きが期待できそうにないので、いろいろな意味でアジアらしい雰囲気になるかも……などと考えたり。再開や今後のレッスン方針について今月下旬にはご案内しますので、もうしばらくだけお待ちください。
ところで、先週頃から路地の鉢植えが賑やかです。山椒は葉を茂らし、去年は咲かなかったレモンの花がつきました。そして、今年はたくさん新葉を出してくれたバイマクルー。摘みたての葉で料理できそうなので、これからのレッスンで活躍させてあげたくてうずうずしています。
コロナの影響を受けて料理教室が休みのあいだと、生徒さんが気軽に足を運べない状況が打開するまで、レッスンとは別の形で何かレシピをお届けできないかと考え、SNSで私の賄いレシピを綴ることにしました。
賄いとは、料理人が自分のために作って食べるごはんのこと。以前、レストランの厨房で働いていた頃、私は自分が賄いを作るのも、誰かが作ってくれる賄いも大好きでした。そのときに冷蔵庫にあるもので、おいしくて、貴重な休憩時間を寛げるようなごはんを作る。仕込みをしながらスタッフ同士でアイディアを話しあったり、お店が暇な日は本業よりも気合を入れて作ったりなんかして、それはそれは楽しい料理の創作時間だったのです。
教室では現地の食文化を忠実にお伝えすべく、いつも生徒さんたちとベトナムとタイの料理を作っています。そんなレシピとは違いますが、レッスンと同じ台所で作る日々のごはんには、何かしらベトナムやタイのエッセンスが加わるはず。毎日の更新でもないので、ときどきのんびりご覧いただければうれしいです。
Facebookはこのホームページのトップページ左側に更新されているので(縦向きの帯のようなところ)、そこをクリックすれば飛べるかと思います。「料理教室NamBo facebook」と検索しても出てきますので、特にアカウントをお持ちでない方も閲覧していただけます。
Instagramを利用されている方は、@ayuchaoで私の個人アカウントを探してみてください。
3月の料理教室が終わって4月。毎月1日は次月のご予約開始日ですので、本日より5月レッスンのご予約をスタートしました。4月レッスンも引き続き募集中ですので、詳細はスケジュールページをご覧ください。
3月というひと月は世情がめまぐるしく変化して、そのたびに自分はどうしたいのか、どう考えながら暮らしていきたいのか、と立ち止まることの連続でした。まだまだ試行錯誤は続く日々ですが、うちへごはんを食べにきてください、ベトナムやタイでおいしいものを食べてきてくださいと、何にも囚われず口にできる未来が1日も早く訪れますように。
いつも教室を支えてくださっている方々、本当にありがとうございます。今月もどうぞよろしくお願いします。
3月、季節のベトナム料理クラス。あさりのフォーをご紹介しました。
伝統的なフォーは牛か鶏ですが、こちらはホーチミンで生まれた新感覚の魚介フォー。現地では小ぶりのハマグリで作ります。肉よりも短時間でしっかり濃厚なだしがとれるから、パパッと手早くフォーを食べたい~!というシーンに好適と思う。貝のだしはいい塩梅にこなれた漁師町風で、バジルやもやしなどのシャキシャキ野菜をトッピングするとあっさり軽やかになって、都会派といえど庶民の胃袋にやさしく寄り添う親しさがとっても良い。
ところで、フォーに生野菜やハーブをたっぷり添えるのはベトナム南部のスタイルです。フォー発祥の北部では、とにかくだしを味わいたいから余計なものは何にも入れない!というストイックさ。それでも、魚介と野菜で軽やかになるこんなフォーは春にぴったりやなぁと、四季深い日本でベトナム料理を作る身としてはおすすめしたい逸品なのです。
「マスクがなくなってきました」「花粉が困る~!」と生徒さんたちと話すことが多くなり……
ささやかな量ですが、教室へ来てくださる方々へ布マスクをおすそ分けします。私の母が和装関係の仕事をしていて、その職場で作られたもの。表は白無地のさらし、柄手ぬぐいや浴衣生地など、口や鼻に当たる内側はダブルガーゼです。ゴムは少し長めに切りっぱなしてあるので、ご自分のサイズに調整していただけます。何度も水洗いでき、洗うほどに肌触りがやわらかくなっていくのもうれしいところ。外出時の咳エチケットや花粉症対策のお役に立てば幸いです。レッスン時にお気軽にお声がけください。
個人の意見としては、使い捨てマスクを取りあって大量消費して、必要であるべきところへ届かない、というのがどうにも違和感。ウィルスはマスクもすり抜けるようなので、着けることの意味を考えると、この布マスクのほうがしっくりくるなぁと感じる日々です。
今月、簡単ベトナム料理クラスで作っている「Mi Quang ミークアン」。ベトナム中部最大の都市ダナンや、お隣ホイアンのあるクアンナム省発祥の郷土麺です。
麺は米麺で、おなじみのフォーよりも太く厚くコシの強いしっかり食感。鶏や豚、シーフードなどの具を自由に組み合わせ、スープの味つけもおおらかで懐深い。お母さんの数ほどミークアンがある、と言われるほど、ベトナムでも数少ない家庭料理の麺なのです。