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レッスン日記 | 2017.06.25 | blog 

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タイ料理クラスのおやつ、ココナッツアイスクリーム。アイスクリームと氷菓のあいだのようにシャリシャリで、まとまらない儚い食感がどこか懐かしい。とうもろこしや煮豆、ピーナッツなどをトッピングするのがタイスタイルです。

 

先の週末は蒸し暑い日が続き、レッスン中もエアコンの除湿を入れたり切ったり。生徒さんたちは駅から歩いたり、市内から自転車をこいでいらっしゃるから、うちへ入ってひと息ついて冷たいお茶をふうーっとおいしそうに飲まれている姿を見ると、ああ夏がやってきたなぁと毎年思います。私は蒸し暑さが嫌いではなく、むしろ体には心地いいくらいなので、レッスン後に片付けやら掃除やらで汗をかくのがスポーツのように爽快で、パパッとシャワーを浴びてしまう。日曜の夜などは翌日が休みなものだから、晩酌ビールも一段とおいしくなるなぁという具合。

今週もありがとうございました。



レッスン日記 | 2017.06.22 | blog 

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土砂降り雨に起こされた夏至の日。皆さん無事にいらっしゃるかしらと心配になっていましたが、レッスンが始まる頃には雨足は弱まり、肌にしっとりした重さを感じる空気が現地にも似た1日となりました。この日はトマトの肉詰め、なすと厚揚げのターメリック風味煮、モロヘイヤのスープなど、白いごはんが似合うおかずのレッスン。夏野菜をたっぷりと体に取りこむことは、来る盛夏を迎える食仕度のようでした。

 

ベトナムの家庭料理をお教えするクラスでは、私自身がいちばん寛いでいるかもしれません。名前や見た目に主張はないのだけれど、決して食べ飽きることなく、定期的に恋しくなる永遠のスタンダード。独特の興味深い食文化を伝えるのと同時に、こんな普段着のベトナム料理をじわじわとご紹介したいなぁという思いが、実は料理教室を始めたきっかけでもあったのでした。



「喫茶ムギ」4周年 | 2017.06.19 | blog 

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梅雨とはどこ吹く風、日差しがまぶしかった先週末。うちからいちばん近いカフェ「喫茶ムギ」さんの4周年を祝うイベントで出張ベトナム料理を作りました。

” Pho for four “という店主リクエストにより、メインディッシュは鶏肉のフォー。ベトナム料理に初めて出会う「ムギ」のお客さまたちとおしゃべりしながら、ダナンから一時帰国中の友人一家がはるばる遊びにきてくれたりもして、私にとっても穏やかで楽しい時間となりました。



レッスン日記 | 2017.06.06 | blog 

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6月の料理教室が始まりました。「人気のタイ料理クラス」はグリーンカレー。ひと口目の瞬間は甘く、すぐに爽快な辛さがスススと追いかけてくるような味つけがおいしさのコツです。

冷たいハト麦茶を作り、窓際に蚊取り線香を炊くレッスン前。路地の空は少しずつ夏色を帯びてきています。



『きょうの料理』6月号 | 2017.06.03 | blog 

発売中の『きょうの料理』 (NHK出版)にイラストレシピを連載中です。

 

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今月は、ササッと作れるおつまみ3種。夏の晩酌をゆるく楽しくお手伝いできればうれしいです。

編集さんいわく「満を持してのおつまみレシピ」、私のイラストレシピのイメージはここに源があったのだそう。長いおつきあいとあって日常がすっかりばれている。仕事終わりのビールがおいしい季節となってきました。いやはや恐縮、そして拾ってくださって本当にありがとうございます。



掲載本のお知らせ | 2017.05.25 | blog 

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『今日を特別な日にするレシピ』(日本文芸社)という書籍に、4人の料理家さんとともに掲載していただきました。誰かと食卓を囲むときのレシピ、料理教室や暮らしまわりの雑貨、ベトナムとの出会いや料理家になったきっかけなど、文章にわりとボリュームのある読みもの系レシピ本です。
カメラマンは今までにも何度か一緒にお仕事したことのある、京都在住の石川奈都子さん。同じ町に暮らす空気感をピタリと拾ってくださり、石川さんならではの自然体でやさしい写真が、うちの古い町家をかなりレベルアップさせてくれています。
書店さん等で見かけられましたら、どうぞよろしくお願いします。



レッスン日記 | 2017.05.24 | blog 

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最寄りの二条駅からほど近く、おいしいコーヒーとナチュラルスイーツ、ハンバーガーが看板の「カフェ パラン」。スタッフ皆さんへの研修レッスンをさせていただきました。こちらの店主は、ベトナムで少数民族の人々から陶芸を習いながら暮らしたことがある、というユニークな方。ベトナム料理が大好きだからスタッフと一緒に店でも作りたい!とのご依頼でした。

魚の甘酸っぱいスープをすすりながら、その懐かしさにウルッとしている店主さん。スタッフの皆さんも、「ここからまず取り入れてみよう」とか「これはうちのコーヒーと合う味にアレンジできそう」とか、教えたものをのびのびと咀嚼していく力がすばらしい。私は刺激と元気をもらいました。楽しかったなぁ、ありがとうございました。



「喫茶ムギ」4周年イベント | 2017.05.20 | blog 

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うちからいちばん近い素敵な隠れ家、「喫茶ムギ」さん。こちらの4周年をお祝いしてベトナム料理ランチを作ることになりました。

4(フォー)周年やからPho(フォー)がええやん!という店主からの軽快なご依頼。なにやら楽しいイベントになる予感がしています。ご予約事項、イベントに関するお問い合わせは下記よりご覧ください。皆さまのご来訪を心よりお待ちしています。

喫茶ムギ」ホームページ



東京日記 | 2017.05.17 | blog 

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連休明けは、仕事と私用を合わせて東京へ。

 

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仕事は、お世話になっているデザイン会社さんへの出張料理。初めて出した料理本のデザインを手がけてくださってからのおつきあいです。月に1度開催されているというランチ会にて、25人分の胃袋を満たすべくベトナム料理を作りました。元気にたっぷりと食べてくださる人たちの声や音を聞きながら、ときどき手を止めてお話もしながら、キッチンに立って黙々と料理するのは楽しい。ふだんの講師仕事とはまた違う、食べ手と作り手の距離感がおもしろいのです。

 

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プライベートでは生まれた町を訪ねました。生家も、そばにあった祖父母の家ももうありませんが、昔と変わらぬ場所で母方の親戚がマレーシア料理屋を営んでいます。ここで「肉骨茶(バクテー)」というマレーシアの煮込み料理を食べると、体じゅうのコリがほぐれていく。もうひとつの実家へ帰ったような気持ちになれる。料理を生業にしている、数少ない血の繋がりでもあります。

 

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宿から近かったので、ずっと焦がれていた伝説の渡りタイ料理人・タムさんの店にも行けた!

 

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帰路は寄り道をして浅草へ。老舗「ヨシカミ」さんのカウンターでライブ感溢れる洋食をいただきました。ビーフシチューにするかハンバーグにするか、はたまたポークソテーか。ライスかロールパンか、小さいコーンポタージュはつけるべきか、とか。ああだこうだと開店まで並ぶこと30分、食べもの屋にはできるだけ並びたくない派ですが、こちらでは逡巡するに最適の時間となります。東京にはこういう店がいくつかあって、定期的に恋しくなってしまうから困ります。



『dancyu』6月号 | 2017.05.09 | blog 

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発売中の雑誌『dancyu』6月号(プレジデント社)に寄稿しました。カレー特集です。ご近所の喫茶店「チロル」さんについてたっぷりと綴っています。

朝7時から、おいしいビーフカレーが食べられるチロルさん。80歳を越えてもまだまだ現役でお店に立たれているチャーミングな看板お母さんや、実は『dancyu』のコアな愛読者であることが発覚した穏やかな風貌のマスター。いろいろと楽しい取材でした。京都らしい喫茶店の空気、そしてチロルカレーの味わい深さを紙面にて感じていただければうれしいです。



京都グラフィー | 2017.05.04 | blog 

ゴールデンウィークに入り、今年はレッスンもベトナム行きもないのでのんびりとさせていただいています。この時期に開催される「KYOTOGRAPHIE/京都国際写真祭」は、心待ちにしているイベントのひとつ。京都の町ごとを美術館のように見立て、お寺や歴史的建造物、小さなギャラリーなどさまざまな空間を会場にした、展示方法の表現力を感じるすばらしい写真祭です。

 

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新緑の借景ギャラリー。

 

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巨匠・荒木経惟氏の作品を建仁寺で。アラーキーの愛と禅寺のマリアージュ。

 

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数年前、パリの美術館でごーんと衝撃を受けた写真家ロバート・メイプルソープ。地元で再会することになるなんて!と感動しきり。濃厚な作品たちを静かに受け止める京町家の懐の深さにも、また感動しきり。

 

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リニューアルのために取り壊しが始まった、烏丸御池の「新風館」も会場になっていました。工事のための仮囲いや足場が組まれた場所で刹那的に生まれる、今ここにしかないギャラリーです。機会がなければ訪れなかった場所、感じられなかった季節。それがこの写真祭の楽しさでもあります。



レッスン日記 | 2017.04.28 | blog 

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4月のタイ料理レッスンで作った、パッタイ。

平たい米麺を豆腐や干しえび、ニラ、もやしなどと炒めたひと皿。訳せば「タイの炒め麺」という名のとおり、タイ料理でとてもポピュラーな麺料理です。老舗の有名専門店から家庭的なローカル食堂まで、パッタイの味つけは作り手による個性がさまざまに光ります。

レッスンでは、素材の味をなるべく生かして調味料で厚着させないようにしました。そのかわりに、タイ料理ならではの、卓上で自分の味を作りあげる作業を体験してもらえたらうれしいなぁと思います。食卓でのアドリブって、思いがけず本当に楽しいので。



『きょうの料理』5月号 | 2017.04.21 | blog 

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『きょうの料理』5月号(NHK出版)に掲載していただいています。先月から始まったイラストレシピを連載中です。

今月は、あさりのスープがけご飯。あさりは短時間でおいしいダシを出してくれるうえに、残った身には旨味がたっぷり残っていて、きちんと食べごたえもある優秀食材です。和風ならストイックに酒蒸し、オリーブオイルやにんにくと合わせれば洋風に、そして独特のコクがナンプラーや香菜なんかのエスニック色とも相性がよく、懐が深いなぁと思います。新しい出会いが多くてめまぐるしい春、ぽっかり空いたひとりの時間に胃をしみじみさせられるレシピにしました。



レッスン日記 | 2017.04.18 | blog 

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4月の料理教室を開催中です。先日のベトナム料理クラスより、鶏肉の土鍋ごはん。毎年作っている定番メニューで、食材や調理法はベトナム色がきちんと出ているのに、どこか親しみのある味わいで生徒さんたちに人気があります。ふだんお米を積極的に食べない私(晩酌党)も大好物で、これはついついお代わりしてしまう。

ごはんが炊き上がると、部屋中にジャスミンライスとレモングラスの香りがふんわり漂う。この瞬間がまた心躍ります。素朴な片手土鍋によそったら、鶏肉と野菜を甘辛く炒めた具をたっぷりのせて、しあげに鍋ごと火の上へ。しばらくして底からパチパチと聞こえてくる軽快な音は、香ばしいおこげの印。舌や目だけでなく、耳や鼻や手からも料理を感じて共有できることは、料理教室ならではの楽しみかもしれません。



韓国日記 | 2017.04.14 | blog 

ひょんなきっかけで京都の友人が声をかけてくれて、4月の初めに韓国へ行ってきました。

 

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ソウルは2度目。初めて訪れたときは極寒の12月で、歩くことさえもままならず地下鉄へ逃げ込んでばかりの記憶ですが、今回はうらうらと春らしい陽気。今年初めての桜をこの町で仰ぎながらたくさん歩きました。

 

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じゃがいもと肉が一緒に出てくると幸せな私にとって、昔から大好きな韓国料理は「カムジャ・タン」。豪快な豚背肉とじゃがいもを、唐辛子やみそで煮込んだ庶民派鍋料理です。下町のおっちゃんたちに負けじと酒場に混ざり、銭湯あがりに冷たいビ―ルでくーーーっと。

 

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いつかやってみたいなぁと憧れていた、生マッコリのアルマイトやかん晩酌にも挑戦。マッコリにはチヂミ、そして豆腐とキムチ、がお決まりのアテなんだそうです。

 

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よく飲んだ翌朝にしみわたる「へジャンクッ」という滋養スープ。胃や腸の働きをととのえてくれるので二日酔いに効果てきめんです。これは干しダラのへジャンクッ、韓国豆腐と溶き卵入り。付け合わせのキムチや塩辛もスープに浸しながら、ごはんと一緒にいただきます。近所に店があったら通ってしまうこと、間違いなし。

 

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街角では「トースト」と呼ばれる鉄板ホットサンドが流行っているようで、朝起きてぷらぷらと散歩をしていると、小さな屋台や専門店をいくつも見かけました。宿の近所のトラック屋台でおばちゃんが作っていたのは、野菜オムレツにハムやチーズ、たっぷりの千切りキャベツと具だくさん。ベトナムのバイン・ミーを思い出す、愛すべき路上の朝ごはんです。

ウルのデパ地下ではバイン・ミー専門店も発見しました。プラスチックバッグのデザインが秀逸。韓国のサンドウィッチはどれもパンがほんのりと甘く、具もフワッとしてやさしい味わいが印象的でした。

 

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韓国のりの佃煮や唐辛子がたっぷり入ったタコの塩辛、行者にんにくの酢醤油漬けなど、韓国ならではの日々のおかずは、京都の呑兵衛たちを思い浮かべながらおみやげに。市場でたっぷりと買ったら飛行機仕様にピッチリと梱包してくれて、おまけにヤクルトまでもらいました。



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