旅行者でにぎわうホイアンの街も、早朝だけは地元の人たちの時間。シンプルで力強い日常を垣間見ることができます。特に市場はすばらしい。
ツアー3日目、朝の集合時間は8時。それまではカメラ片手に散歩へ出かける人あり、ホテルのおいしい朝食でフライングする人あり、私はローカルカフェでぼんやり。めいめいの時間を過ごします。
朝食はホイアンで老舗のフォー屋へ。
国民食として名立たるフォーも、所変われば品変わる。甘みの強いスープがホイアンならでは、そして生麺主流のベトナムにおいて、珍しく乾麺を使用するのがホイアン式フォーの特徴です。
食後、その製麺所を見学。すべてが手作業だったフォー作りも、なんと干す手前までは軽やかにオートメーション化されていた。
車で1時間、聖地ミーソンへ。ホイアンまで来たならば足を運んでほしい世界遺産です。さらに言えば、ガイド・shiroさんの説明がすばらしいのでぜひとも一緒に行ってほしい。
それにしても暑い、暑すぎる……(写真ではまったく伝わっていません)。ベトナムの、特に中部ではこれから1~2か月が暑さのピーク。連日の気温35度超え、体感温度は40度に届くでしょうか。
お昼ごはんは、ミーソン遺跡からの帰り道に子牛の丸焼き。薄くスライスされた牛肉にライムをぎゅっとしぼり、生野菜やハーブと一緒に、ライスペーパーで巻いていただきます。中部ならではのクセのある発酵魚ダレが絶品!
つづく