
地元の市場を歩くのは旅先の大きな楽しみのひとつです。タイ料理の先生に案内していただいた旧市街の市場は、早朝に開いて午前中には終わる、庶民の台所といった雰囲気。

レモングラス、こぶみかんの葉、ガランガル(タイ語では「カー」と呼ばれるしょうがの仲間)のスープセット。日本でいうダシの素、かつおや昆布のような感覚にも近い日々の食材でしょうか。

スズメナスビ、こぶみかんの実。カレーペースト作りには欠かせないアイテム。

卵売り場は3色が定番で、肌色は鶏卵、ピンク色はピータン、白は塩漬け卵。

形は違えども、どことなく愛着の湧くお豆腐コーナー。黄色のものはターメリック豆腐です。

おせんべいのような干し納豆。つぶした納豆を薄くのばして天日干しにした、タイ北部独特の保存食。
金曜日の朝は、「金曜朝市」の通称で親しまれているガート・バーン・ホーへ。こちらは一般的なタイの市場とは異なり、雲南省出身の中華系ムスリム、ミャンマー系少数民族の方々などが集う食文化を肌で感じられる市場でした。

脂のしっかり入った干し肉や、漢字表記が添えられた自家製豆板醤には中国の風。

ヤギ肉やヤギ乳製品の専門店が繁盛しているあたりには、イスラムの風を感じました。

食材ラインナップもいろいろと個性的で、根っこのような野菜ばかりを売る商店がいっぱい。左のものは、私には疑いなくごぼうに見える。


ほおずきや青梅、この国ではどうやって食べるのかなぁ。


市場グルメのお気に入りは、パッションフルーツジュースと黒ごま餅。プチプチと甘酸っぱいフレッシュのパッションフルーツジュース、黒ごまあん入りのもっちり香ばしいお焼き、ともに30円ほどでいただける至福でした。