3月半ばからのベトナム滞在、生徒さんたちと一緒に食べ歩いたツアーの模様。
旅のはじまりは中部の玄関口、ダナン。空港へ着いたらその足で夕食、ダナンへ来たならまずはシーフード!ということで、海岸通り沿いにあるローカルレストランへ。
ぶくぶくと勢いよく泡立つ生簀代わりのタライには、本日の役者たちがそろい踏み。その堂々たる姿を見れば、テーブルにメニューはなくとも食欲が刺激されて、えび!シャコ!あの貝を食べてみたい~!と積極的なリクエストが飛び交う。素材を選んで人数分の重さをはかってもらい、調理法を決めてオーダーします。時価、明朗会計。
まずは貝の前菜から、焼きミル貝のピーナッツねぎ油がけ。大きな身はほんのりとミルキーでコクがあり、芳醇なねぎ油と香ばしい揚げねぎ、カリカリのピーナッツをまとって調味料いらずの潔いおいしさ。
ベトナム貝料理のど定番、はまぐりのレモングラス蒸し。ベトナムのはまぐりは日本のものよりもサイズが小ぶりで、白っぽくつるりとしたあさりのよう。鼻腔をくすぐるオリエンタルバジルの爽やかな香りと、ときどきハッとなる唐辛子の香りがよいアクセントです。
焼きバイ貝は爪楊枝でほじり、シンプルに塩こしょうライムにつけて食べる。
いかのしょうが蒸しには、口の中をさっぱりさせるミントをたっぷり添えて。
蒸しシャコ。こんな素朴なシャコには日本でなかなか出会えない、と思う。むき方をレクチャーしてもらいつつ楽しくいただきました。
アプリコットに似た甘酸っぱさ、タマリンドソースで炒めたえび。
本日の蒸し魚はハタのねぎ醤油蒸し。食卓でめいめいにライスペーパー手巻きで。
ごくふつうの中華麺焼きそばでも、具となるシーフードが新鮮でなんておいしいこと!
魚のアラスープで炊いた旨味たっぷりのお粥にしみじみ。〆までたらふくいただいて大満足、シーフードは大勢で食べるのがおいしいなぁと感じ入った夜でした。
地ビールはお決まりのアイスクーラーで。よく飲みました。
つづく